備長炭って何?

バーベキューなどで大活躍の炭。
炭は材料となる木や作り方で大きく性質が変わって来ることをご存じですか?

炭の種類と品質

「うなぎ屋」の前を通り過ぎようとすると後ろ髪を引かれるあの香り。

うなぎの油とタレが炭で燻された香りですね。

そして高級うなぎ店の軒先には決まって「備長炭使用」の文字が。

実は木炭は種類や品質がしっかりと定義されていて、この「備長炭」はその一つの分類なのです(表:木炭の種類、表:木炭の品質を参照)。

(社)全国燃料協会で定めている種類と品質で説明します。

木炭(炭)の種類は、大きく黒炭、白炭、備長炭、オガ炭そしてその他の木炭に分けられます。

一般的な炭は「黒炭」と「白炭」で、その製法が少し異なります。

「黒炭」も「白炭」も酸素の少ない窯で加熱して作られますが、「白炭」は炭化が終わる頃に窯の口を開けて、空気を窯の中に大量に入れます。そうすることで、中の炭に火がついて窯の温度が急激に1000℃以上に上昇します。その後、取り出した炭に、少し湿気を帯びた灰をかけて空気を遮断します。このような過程を経ることで炭素以外の不純物が少なくなり硬くなります(表:木炭の品質を参照)。また見た目は表面に灰が付着し白っぽく見ますので「白炭」と呼ばれます。「備長炭」は「白炭」に属しますが、原料にウバメガシを使用して生産された炭で、非常に硬くたたくと金属のような音が響きます。

一方、「黒炭」は炭化が終わった段階で、釜の口も煙突も閉じて徐々に窯の小さくしていき炭化させたものです。たたくと柔らかな感じがします。

 

木炭の種類

木炭の品質

キャンプ、バーベキューに大活躍

コロナ禍で遠くに外出ができず、また大勢で集まることも阻まれます。

そのような配慮から、家族や少人数の仲間で開くプチキャンプやバーベキューが大はやりのようです。

そこで、必要となるのが薪や炭。

湿気ていて着火しない薪や煙ばっかり出る某外国産の炭ではせっかくの宴も台無しです。

しっかりと品質管理された薪や炭を使いたいですね。

当社は、岡山県産のしっかりと品質管理された薪と炭をご提供しています。
お気軽にお問い合わせください。